こんにちは、占い研究家の、ほしかわみうです( ^ω^ )
数年前に為末大さんの「諦める力」を読んだことがあったのですが、最近、久しぶりにまた読みました。
- 陸上男子400メートルハードル世界陸上銅メダリスト
- 400メートルハードル日本記録保持者
- スポーツコメンテーター・タレント・指導者
- 株式会社R.project取締役・株式会社侍 代表取締役
- ちなみに、為末さんは午未空亡の方ではなく、戌亥空亡の方です
本って時間が経ってまた読み返すと、違う発見があったりしますよね。
昔はサラッと読んだ覚えがあるのですが、改めて読み返してみると
と、この本の素晴らしさを改めて感じました(今さら🤣)。
たぶん、この本って
何かをやめた後とか、
30代・40代以降の方、
に響く内容なんだと思います。
(もちろん、何かをやめようかどうか悩んでいる方にも響く内容だと思います)
名言連発すぎて、どこをピックアップするかも迷うところなのですが😹、本を再読して考えることを、占いや経験と絡めながら書いていきたいと思います。
❤︎ 目次 (タップするとジャンプできます)
午未空亡なのに、やめるのが今までヘタすぎた
私は午未空亡で、役割や宿命的に得意なことは
- やめること
- まとめること
- 最後の後始末
です。
自分の人生を振り返ってみて、「家系の考え方を引き継がない」というのは確かにちゃんと役割を果たしていたけど、「やめること」は本当にヘタだったなぁと思います。
- まじめ・いい人
(自分で言うなと言われそうですが、マジで典型的ないい子ちゃんでした。まぁフリだったんですけどね。) - 自己犠牲(もはや中毒になってた)
- 頑張ること(自分に価値がないと本気で思っていたので、まじめと頑張ることだけが自分の盾だった)
- ブラック企業(逃げや負けだと言われるのが怖くてやめられなかった、今思うと信じられない思考)
私が持つ「墓(ぼ)」という星は
- 頑固
- 執着心が強い
- 続けるのがうまい
とか言われる星で、
この影響もあるのかな、って思ったりします(墓×2ですしね)。
続けるのは確かに得意なことはあるけど、
反面、やめることがヘタなんですよね。
つくづく、星って長所と短所が裏表ですね。
やめる・諦める → 選び直す・修正する
やめるとか諦めるって、日本ではネガティブに捉えられがちで、私もその様に捉えていました。
逃げるのはダメだと思っていたから、だからこそ今まで何事にも耐え抜いて、頑張ってきた。
でも、為末さんはこの様に書いておられます。
・今の僕にとって、何かを「やめる」ことは「選ぶ」こと、「決める」ことに近い。
もっと若いころは「やめる」ことは「諦める」こと、「逃げる」ことだった。
そのように定義するとどうしても自分を責めてしまう。
為末 大. 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない (Japanese Edition) (Kindle の位置No.161-163). Kindle 版.
・僕は「やめる」「諦める」という言葉を、まったく違う言葉で言い換えられないかと思っている。
たとえば「選び直す」「修正する」といった前向きな言葉だ。
為末 大. 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない (Japanese Edition) (Kindle の位置No.577-578). Kindle 版.
※引用部分の太字は、私によるものです
人って努力ではどうにもならないことの方が多くて、ない星を頑張ることは才能泥棒だ、と言うことは、以前の記事にも書きました。
為末さんと比べることはあまりにおこがましいですが、
私も「チームワーク」や「多人数に対しての接客」については、それはもう不毛な努力を長年 散々してきたので、「努力ではどうにもならないことがある」ということは、もうわかりすぎるくらいにわかります。
※私には人脈の星が1つも入っていません
諦めないことの代償が、あまりにも大きすぎた
というのが、後になってめちゃめちゃわかったのです。
というのが本音なのですが😂、
それを言っても過去には戻れません(涙)。
何はともあれ、今日が一番若いのです❣️
(リベ大の両学長がよく仰る言葉♡)
とにかくなるべく早いうちに軌道修正するに、越したことはない❣️ですよね☘️
やめることが苦手な人は、やめることを「選び直す」「修正する」と考えて、サクッとやめた方がいいことっていっぱいあります。
10代・20代って本当に貴重な時期で(いやいつも貴重なんですけど)、とにかく我慢して生きるほど人生は長くありません。
私の様に向いてない事を延々と頑張るのではなくって、
(向いてないな)と思ったら、サクッと方向転換して下さいね❣️
午未空亡らしく、捨てるのが上手な方
(午未空亡らしく、捨てたりやめることが上手な人って、誰がいるだろう?)と思って、調べてみました。
そしたら、見つけました😆✨
「断捨離®︎」の、やましたひでこさんです✨
(すごい、そのまんま、捨て上手な方だ❣️)と思いましたよ😆✨
午未空亡の方って、やましたさんの様に 捨てるだけじゃなく
- やめさせること
- 捨てさせること
も上手なのかな、と思いました😊✨
午未空亡の方は、
- 離婚(後押し?)カウンセラー
- 片付けコンサルタント
- 探偵
- 退職代行
なんかをやると、もの凄く向いてるんじゃないかな〜、とか思ったりしました😆
私はまだまだ捨て下手ですが、やましたさんを見習って、もっと捨て上手になりたいです❣️
そして「何を残すか」「何にときめくのか」の感度を、もっと磨いていけたらな、と思います✨
戦略とは諦めとセットで考えるもの
為末さんは、この様に書いておられます。
人間には変えられないことの方が多い。
だからこそ、変えられないままでも戦えるフィールドを探すことが重要なのだ。
僕は、これが戦略だと思っている。
戦略とは、トレードオフである。
つまり、諦めとセットで考えるべきものだ。だめなものはだめ、無理なものは無理。
そう認めたうえで、自分の強い部分をどのように生かして勝つかということを見極める。
為末 大. 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない (Japanese Edition) (Kindle の位置No.288-291). Kindle 版.
「だって、僕がこの分野に行けば有利なんだよね」そこから考えることが戦略だ。
孫子は「戦わずして勝つ」ことを善としている。
勝つためには、最初から負けるフィールドを選ばないことが重要なのだ。
最高の戦略は努力が娯楽化することである。
そこには苦しみやつらさという感覚はなく、純粋な楽しさがある。
為末 大. 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない (Japanese Edition) (Kindle の位置No.293-297). Kindle 版.
僕が言いたいのは、あくまでも「手段は諦めていいけれども、目的を諦めてはいけない」ということである。
言い換えれば、踏ん張ったら勝てる領域を見つけることである。
踏ん張って一番になれる可能性のあるところでしか戦わない。
負ける戦いはしない代わりに、一番になる戦いはやめないということだ。
「どうせ私はだめだから」と、勝負をする前から努力することまで放棄するのは、単なる「逃げ」である。
為末 大. 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない (Japanese Edition) (Kindle の位置No.301-305). Kindle 版.
つまり、
- 頑張るなら自分が勝てそうな所を選ぶ
- 負け試合を最初からしない
- 自分が勝てそうなところはどこなのかを考えるとともに、負ける所を決めて、さっさと負ける
- 息を吸って吐くように簡単にできることを伸ばす
ということですね。
全てにおいて勝とうとしないことって本当に大切だなと思っていて、人って向き不向きがあるじゃないですか。
苦手な所を埋めようとしたって、よくて普通とか、無難にしかならないです。
必死で頑張ってそれくらいにしかならないなら、もう短所なんて放っておいて、長所をひたすら鍛える・伸ばす方がいいですよね。
為末さんが書いていらっしゃるように、
- 手段は諦めても目的は諦めない
- 「頑張ることそのもの」が目的にならないように気をつける
ようにしていきたいなって思います。
偏印もちは、もっとドライな思考と決断を
前に、偏印はドライな星だよ、という記事を書きました。
偏印の意味を知って もの凄く楽になった私なのですが、過去を振り返って考えてみると
(余計なことに囚われすぎていたな)
と反省することばかりです。
書くとまた長くなるので割愛しますが、凝縮した様な記事が、以下の記事です。
ちょっとサイコパスっぽく聞こえるかもしれませんが(いつも笑?)、偏印ってもっと余計な事を振り払って、
- ドライに考え
- ドライに決断し
- お金を稼ぐこともドライに考える
方がいいんだろうな、って思います。
為末さんは、この様に書いておられます。
日本人は全力を尽くして全うするという考え方が強い。しかも、やめ方は万人に納得してもらえるような美しさがなければならないと思い込んでいる。
(中略)
ドライな決断をしたアスリートに対して、周囲は本気でやっていないという印象を持つだろう。
いい加減で根性のない人間。おそらく世間には叩かれるだろう。
為末 大. 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない (Japanese Edition) (Kindle の位置No.639-650). Kindle 版.
「あのつらかった時期を耐え抜いてきたからこそ、ここまでこられたのです」
世間の人がそれを聞いたとき、つらい時期を耐え抜いたら成功できると一般化してしまう怖さがある。
ほとんどの人にとっては、つらい時期を耐え抜いても成功しないことが多いのだ。
現実には一〇人のうち九人が成功せず、たった一人だけうまくいった人が、自分のロジックで語っているにすぎない。
(中略)
成長と成功は違う。
この違いに気づかないふりをする罪は大きいと思う。
為末 大. 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない (Japanese Edition) (Kindle の位置No.909-913). Kindle 版.
世間体としがらみを捨て、自分を中心にしたドライな判断を
別に情を捨てて、機械みたいな人になろうとか言ってる訳ではないのです。
優しさは誰でも持ってる。
私でも(ちょっとは笑)。
しかし、日本人の優しさって
確かに優しくはあるけど過剰だし、
過剰な気遣いや 過剰な人間関係は、
そのうち圧迫感をもたらし、
自分の判断を鈍らせます。
私は、自分がドライであることと、非情であることを、とても大切にしています。
なぜなら、自分がドライで非情な部分を持っているのに、
それを出さなかったばかりに、やられた経験が山の様にあるからです。
余計なことばかり(世間体とかしがらみとか、義理人情とか)に過剰に囚われすぎていて、判断の基準に他人の価値観を入れてしまい、とにかく何もかもが八方塞がりになっていました。
「自分のためは人のため」ということをこの年になって しみじみと感じていて、
結局、人ってどれだけその時、よかれと思って我慢しても、
自分が満たされていないと 後あと恨みに変わってくるものです。
日常的に言いたいことを言う/言わないについても、
何かを決める時の判断基準についても、
そこをいつも他人まかせにしたり、
自分を犠牲にして他人に尽くしてばかりいると、
結局、後で自分がツケを払うことになるんですよね。
「自分を中心に物事を考える」ということは一見、冷たそうに思えますが、
自分を生きている人達にとっては至極当然なもので、
だんだん、私も「自分を中心に物事を考える」ことができる様になってきました。
(まぁ、元に戻ってきただけなんですけどね)
偏印は「放浪の星」と言われるくらいなので、
本来はドライで、飽きっぽさを持ちながらも 軽やかに生きていけるはずの人なんです。
偏印は一度疑い出すと どの星よりも疑り深くて、延々と悩んでしまう様な星ですが、
(ドライに考えるのが、自然な姿なんだ)って思うことで、かなり生きるのが楽になると思います。
やることを色々と変えたところで、今はその方がいい位の時代ですし、
色々やってたら何かやりたいこととか、向くことって誰でもわかってくるものだと思います。
(そして色々やりたい方なら、マルチに生きることだって楽しいと思います🌈)
偏印もちの方は、世間のしがらみなんかに負けずに、ドライに考え、ドライな決断をしていってほしいな、と思います。
そして私も変わらず、ドライで非情な人であり続けたいな、って思います😊✌️
まとめ
- やめる・諦める → 選び直す・修正する
- 戦略とは諦めとセットで考えるもの
- 偏印もちは、もっとドライな思考と決断をしよう
というお話でした✨
いかがでしたでしょうか?
為末さんの「諦める力」は、本当に名著だと思います。
定期的に読み返そうと思います☺️
何かをやめようかどうか悩んでいる方・何かをやめてモヤモヤしている方は、ぜひ読んでみて下さいね✨
本全体が何だか禅のようで、凄く心が楽になると思いますよ✨
※こちらの本は、Kindle Unlimited または Audibleの無料体験で、無料で読む・聴くことができます✨
どちらも登録は3分程でできますし、Audibleならスキマ時間にサクッと聴けます♪
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それでは今日も読んで下さってありがとうございます♪
目指せ捨て上手✨ときめき選び上手✨な
ほしかわみうでした😊♪