【書評】中野信子さんの「 努力不要論 」を読んだ感想

こんばんは、占い師のほしかわみうです( ^ω^ )

8月も最終日になりましたね😲
早すぎて、本当に時の流れというのは 早いものです。

とはいえ、まだまだ暑い日が続きますので、皆さまお体お大事になさってくださいね🍀

今日は、脳科学者の中野信子さんの、こちらの本の感想を書いていきます。

努力中毒に陥りやすい日本人ですが、コロナにより 今までの流れがガラッと変わりました。

これから先、もっとゆっくり生きるのが推奨されるんだろうな。。とか、
今までの‘ 苦労・我慢・協調性が美徳 ’の価値観が、さらに崩壊していくんだろうな。。とか思ったりします。

美宇も、大分 努力中毒をやめられるようにはなったものの、中野さんからの論理的・科学的なお話が読んでみたくなりました。

それでは、印象に残った点・感想を書いていきますね😊

さんまさんの名言

中野信子さんの本ですが、さんまさんの名言が載せてあって、じーんとくるものがありましたので、こちらに引用させて頂きます。

・「努力は報われると思う人はダメですね。努力を努力だと思ってる人は大体間違い」

・「好きだからやってるだけだよ、で終わっといた方がええね。これが報われるんだと思うと良くない。こんだけ努力してるのに何でってなると腹が立つやろ。人は見返りを求めるとろくなことないからね。見返りなしでできる人が一番素敵やね」

出典:努力不要論 p6より引用

見返りを期待して、楽しくもないのに苦痛を伴う努力を重ね、恨みをため込むくらいなら、やめた方がいい、と中野さんは書いていらっしゃいます。

や、ほんと耳が痛すぎます。。😭‼️

楽しく思えないんだったら、もう早いうちにやめてしまった方がいいですよね😭

努力は人間をダメにする

努力は人間をダメにする、ということについて、中野さんはもう納得しすぎることを、バシバシと書いてくださっています。

・全力を出し切ってしまうと体へのダメージが大きすぎる・
回復に時間がかかりすぎる

・「自分はこれだけ正しいことをしたんだから、許される」という言い訳を、何と無意識のうちに脳がやってしまっている
→我慢の限界を超えると、我慢しなければならないことでも我慢できずにハメを外してしまうことがある

・洗脳されやすくなる
つまり、人間の判断能力を奪うには、睡眠時間を奪い、食べ物を満足に与えず、ガンガンストレスをかければいいのです。それだけで、ほぼ洗脳できてしまいます。

努力という言葉は人を縛り、無料、あるいは安価な労働力として使いたい人が用いるブラックなレトリックなのです。

洗脳されたくない、と思っている人は、なにがあってもきちんと睡眠をとり、しっかり食べて、ストレスはためないという生活を心がけることが肝要です。

出典:努力不要論 p40,54,57より引用

美宇は元々ブラック企業にいたので、これ、めっちゃわかります。。😱😨😱

今考えると、明らかにおかしいことがいっぱいあったのですが、働きすぎて判断能力がめちゃめちゃ壊れまくって、当時はわからなかったのです😨😱

そもそも、そういう場所に仮に行ったとしても、すぐに逃げ出さなきゃいけない、
そして、苦労=努力ではない、ということを常々頭の中にとめておかなければいけないな、と思います。

努力以前の、大前提

中野さんは、「努力は報われる は、半分は正しい」と書いてらっしゃいます。

ですが、努力以前に、そもそも他に大切なことがあるとされています。

それは、そもそも、そのことに向いた遺伝子・体・才能を持っているかということ。

身もふたもないですが、例えば一流のアスリートになるには、そもそも一流のアスリート向きの体に生まれつく必要がある、ということです。

ここで、中野さんはこちらの本↓の、為末さんの言葉を引用してらっしゃいます。

また、エジソンの名言として「1%のひらめきと99%の努力」がありますが、こちらもかなり世間に誤解されているそうです。

エジソンの真意としては、99%努力しても1%のひらめきがなければ無駄、ということを言いたかったのだ、と言われているそうです。

素質がないのに努力することは愚かな行為、と中野さんは書いてらっしゃいます。

生きていくために必要なことしかしない、というのは貧困

本来、江戸時代は 努力信仰が尊ばれる雰囲気ではなかったのだそうです。

遊ぶことは優雅で、プラスの概念であって、教養のある人や余裕のある人にしかできない、高尚で粋なものだったのだそうです。

今のような、「遊び=無駄」「遊び=怠け」という雰囲気とは、全く違いますよね。

・そうした考え方からすると、「生きていくことしかしない」というのは、じつに貧困なことではないでしょうか。

役に立つことしかしないのは家畜と同じ

人間の脳は、機械のようにシンプルに合理的にはできていない。努力以外の遊びの部分というのは、脳にとってのエサとも言えるのです。

出典:努力不要論 p74,75

本当に本質をついたことをズバっと書いてくださって、気持ちがいいです😭✨

日本も早く、遊びがもっと尊ばれるようになるといいですね✨

まとめ:努力中毒にならないために

努力中毒にならないために、中野さんは以下のことが大切だと書いてらっしゃいます。

・苦労=努力と思わないこと

・真の努力とは本来
①目的・目標を設定する
②戦略を立てる
③実行する・一つひとつのタスクを処理していく、ということ

・素質がないのに努力する、ということをやめること

・いつか成功できる、というのはくだらない幻想。努力信仰に惑わされないこと

・見栄をはるためとか、周りの人に自分の存在意義を認めてもらうだとか、自分で自分に言い訳するための努力をやめる

・努力中毒にならないためには、「じぶんは今どういう状態なのか」とメタ的な視点で自分を顧みるクセをつけていくことがポイント

出典:努力不要論

いやあ。。ほんと、その通りすぎます!😭✨✨
これからは、上のことを常にやっていこうと思います。

早く、努力中毒を完全に抜いてしまいたいですね💦

さんまさんの仰る通り、見返りを求めて努力なんかしても、ロクなことがないと思います。

人間なので、行動しているうちに迷うこともありますが、ときおり、この記事を自分で見返して、昔のような努力中毒・頑張り教になっていないかを確認したいと思います。

 

「努力不要論」、何回も何回も読み返したくなる本だと思いました📗✨

それでは今日はこの辺で、またね〜、ほしかわみうでした( ^ω^ )☘

 

 

 

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