今日のお話は閲覧注意のお話です。
傷官もちでも全く当てはまらない人もいるかと思いますし、気分を害する方もいらっしゃるかと思います。
気分を害されたら申し訳ございません🙇♀️先に謝っておきます。
書くかどうか迷ったのですが、私自身は占いに関してはどちらかというと、星の長所よりも短所を知ったことで、(星のせいだったんだ)と 長年の深刻すぎる自分責めをやめることができて、救われた立場です。
また、本当に星を生かそうと思うと、長所だけでなく短所も知っている方が生かせる様に思います(全員ではないですが)。
ですので、そのまま書かせて頂きます。
メンタルが弱っている方・不安が強い方・もう既に不快な方は、読むのをお控え下さい
こんにちは、占い研究家の、ほしかわみうです( ^ω^ )
先日の古本まつりで見つけたこちらの本↓を読んでいたら、(あぁ、また占いに救われたな)と思ったことがありました。
算命占星学入門 自分を知り尽くす中国最高の占法 / 和泉宗章 著
今回のお話は、算命学の調舒星(ちょうじょせい・四柱推命でいうと傷官のことです)の「鬼仏同宮(きぶつどうぐう)」についてのお話です。
※傷官の基本的な性質については、以下に書いています↓
鬼仏同宮とは、調舒星が命式の中に3つある場合には 漢字のごとく、同じ人間の中に鬼と仏が同居しているかの様な人物になる、という意味だそうです。

これを初めて知った時、私が率直に思ったことは、こうです↓

いやぁ、相変わらずのクズ・クソ野郎っすね笑笑。
これは私が魁罡だからなのか・・・?
でも本当に、傷官1つだけだけど、いるんだよね😹😹😹
(私と違って、立派な魁罡の方はたくさんいらっしゃいますよ✨)
もちろん、心優しい傷官もちの方はたくさんいますし、むしろそういう方の方が多いです。
そういう方々を除いて、のお話です。
また、傷官が多い方に関しても、実際にお会いしたりした事がありますが、非常に心優しく平和な方で、鬼とは無縁の方でした。
ですから、傷官が多いからと言って必ず当てはまる訳でもないので、(こういうのもあるんだ)程度に読んで頂けますと幸いです。
この記事の結論は、以下の様になります。
- この世は陰陽論でできているのだから、人間も陰陽でできているのは自然なこと
- 人はいろんな側面を持っており、使い分けることでバランスを保っている、使い分けることは悪ではない
- どんな感情にも良い・悪いはない。怒り・嫉妬・恐れ・不安・嫌いなどは、あって当然。
陰の感情を好きになる必要はないが、そういう感情が(ある)と認めるだけでも、気持ちが成仏される・落ち着く感じがする - もちろん人に危害を与えてはいけないし、基本的な倫理観は大切。
しかし自分の中で何を思っても、それだけで罪悪感を感じたり、延々と自分責め・自己反省をし続ける必要はない - 仏や菩薩の様になるのは、人に対してではなく まずは自分から
- 自分が嫌っていた・見て見ぬふりをしていた陰の部分をねぎらうと、心が癒される
それでは、お話を進めていきます☺️🌟
❤︎ 目次 (タップするとジャンプできます)
傷官の中の、鬼と仏

まずは傷官の鬼と仏の部分がどの様なものであるかを、書いていきます。
鬼の部分

傷官は元々感情の起伏が激しい性格ですが、鬼仏同宮の状態ですと、神経質さと大胆さが共存している様な性格になります。
世のため、人のために「なる」「ならない」の両極端の人生を歩む様になります。
どちらの人生を歩むにしても、このタイプの方は仕事であれ、家庭であれ、何にでも大義名分を必要とします。
(例えば自分のため、世のため人のためにこれをやろうとか、どうしても作りたくて作りたくて仕方ないものがあって、私はこれをやるんだという気持ち)
これがあれば力を発揮しますが、大義名分を与えられないと、世間に害を与える破壊的な道を辿る可能性もあります。

その他、鬼の部分・短所(短所というより、長所と同居する裏の部分だと思います)としては、以下の様になります。
- 人に対して冷酷・薄情
- 傲慢・高飛車・一人よがり・自己陶酔
- 好き嫌いが激しく、人により態度・対応が変わる
- 好き嫌いを顔に出す
- こだわりが強く、コミュニケーションが苦手なことが絡み合い、嫌いな人がたくさんいる
- 毒舌・辛辣なことを平気で言う
- 今まで仲良くしていた人でも、気に入らないことがあれば平気で辛辣なことを言う・思ったことを腹に留めておけない性格
- 批判・ジャッジ精神が旺盛(細かいことが見えてどうしようもない)
- 根に持つ性格・ショックなことがあれば(一生呪ってやる!!)と言わんばかりに、延々とその事を繰り返し反すうし、こだわり、悩み、気にし続ける
傷官は人によって、まるでその評価が異なってきます。
恩義のある人・自分が好きな人・自分を好いてくれる人には心を尽くして優しく接しますので、「凄くいい人」と見られます。
しかし、嫌いな人・どうでもいい人と思う人には目もくれず、ツンとしているので、「冷酷な人」「高飛車な人」「ひどい人」という風に評価されます。
※実際のところは傷官もちが神経質すぎて馴れ合うことができないため、意識して距離をとっている、と言う方が適切な気がします。
嫌いというより、あんまり馴れ合うと雑音が激しくなりすぎて、躁鬱が激しくなるんですよ、私の場合・・・。
たぶん、他の傷官もちの方も同じ様な感じだと思う。
仏の部分

傷官もちって、マジで優しいんですよ。
私、そういうキャラじゃないので普段はあんまり表立っては言わないのですが、傷官って本当に
ピュアで、
仏や菩薩の様に優しくて、
自分が傷つきやすいから人の痛みもわかって(ただ、感じはするけど共感はできない場合もある)、
見返りを求めない優しさがあって、
人類愛みたいなものは確実にあって、世界平和を真剣に願っている
様な星です。
また、人の優しさに感動して涙したり、
美しいものを観たり聴いたりすると感動して涙したりと、
とにかく繊細な感性を持っていて、
美しいものをキャッチする才能に溢れています。

鬼の部分とは両極端でしょ😹😇?
傷官は宗教家にも多い星で、世のため人のために、仏の様な愛と優しさで生きる方々が多くいらっしゃいます。
(宗教家ではないけど、あの斉藤ひとりさんも、傷官もちの方ですよ〜☺️)

傷官は日主と陰陽が異なる星ですので、その優しさが「わかりにくい」のですが、
さりげない優しさ、
芸術のごとく きめ細かい気配り、心配り、優しさ、献身さ
を持っているのです。
そういう素晴らしい所はあるのに、万年 厨二病(中二病)で反骨精神が旺盛だから ついつい反発してしまって「根はいい人なんだけどね・・・」と言われがちなのが、傷官ですw
まぁ、しゃーないっすねw
自分で身の振り方を覚えていくか、
個人主義で振り切っていくしかありません。
法律と基本的な社会規範を守れば、どう生きるかは 個人の自由ですよ✨
なぜ生きづらい傷官もちと、そうでない傷官もちがいるのか

同じ傷官もちでも、
生きづらさを抱える傷官もちと、
そうでない、生き生きと楽しく生きる傷官もち
がいるんですよね。
例えば、傷官は豆腐メンタルでガラスのハートの持ち主ですが、全然そうではない人を知っています。
豆腐メンタルどころか、強靭なメンタルを持っていて、人の悩み相談を受けまくっている傷官もちの人を知ってるよ💪
だから、そういう方々と長年付き合い、観察していると、生きやすさの違いは 以下のことから来ると感じます。
- 親の影響・これが一番大きい
- 20歳までに起きた、何か大きなトラウマになる様な出来事からの影響
- 生まれ持った性質

1.2.については、これは悲しいことですが、たくさんいらっしゃると思います😢
優しい親の元で育つと、仮に自分の中に何かネガティブなものがあったとしても、(まぁ、そういう所もあるよな)とサラッと受け止めることができる様になる確率が高いと感じます。
毒親の元や 劣悪な環境で育つと、子どもの自己肯定感が育ちにくく、大きな傷やトラウマを抱えたまま、社会に出ることになるんですよね。
そして、社会に出てから自分の生きにくさに気づき、もがくという・・・😰
ただでさえガラスのハートなのに、自分で選べないもので人生振り回されるって、本当に辛いですよね・・・。
このことについては、長期的に専門のカウンセラー・お医者様などと関わって、じっくりと傷を癒していく必要があると思います。
3.については、また別記事(このシリーズとはまた別記事)で書いていきたいと思います。

それでは、長くなりましたので、続きは②で書いていきます🍀
今日も読んでくださってありがとうございます🍀
ほしかわみうでした( ^ω^ )🍀
続きはこちらです
【参考文献】算命占星学入門 自分を知り尽くす中国最高の占法 / 和泉宗章 著